こんにちは、元気webの岡田です。
前回までは、仮歯の仮歯ということで、それまでの差し歯とまったく同じ形のものをつけていましたが、今回は本歯の形を決める仮歯をつけます。それまでの差し歯をつけた口の写真をデータに落して、新しい差し歯の形をシュミレーションして、差し歯以外の周りの歯や、口のバランスを見ながら、幅、長さ、厚みを決めて先生が用意してくれたものです。
今回の治療の感想は、、、、、、「長かった(汗)」
つけて、削って、またつけて、削って、またつけて、、、、の調整ループを正味2時間半。
ただ、こんなに時間がかかるのも、歯はちょっとした長さ、幅、厚みの違いで印象がだいぶ変わってきます。なのでできうる限り患者の要望にそったものを提供しようとしてくださる先生の誠意によるものなのです。
第一段階の調整が終わって、期待と不安の入り混じった気持ちで手鏡を覗いた第一印象は、
「・・・・・歯の自己主張がスゴイ。」
なんせ、げっし目家系の血が流れた私の歯は、もともとが大きいのです。その歯を基準にバランスをとってくださった結果、全ての歯が目一杯大きくなり、前歯の圧がスゴイ(恐)という完全に”歯が主役”の顔になっていました(笑)
その主張を察してくださった先生の調整との戦いが始まったのであります。
私、仮歯とか差し歯は「歯科技工士」さんという専門家だけが、作ったり直したりするのだと思っていたのですが、大元は歯科技工士さんがつくっても、そこから削って小さくしたり、つけ爪のカルジェルのようなものを付け足して厚みを出したりは、その場で先生がしていくのです。細かな部分は患者の見た目の好みにも左右されます。なので、歯科医師の先生は美術的要素も必要な職業な気がしました。
2時間半の格闘の末、ようやく先生も私も納得の落としどころが決まりました。
この仮歯の形がそのまま本歯の形になるので、この仮歯でしばらく様子を見て、見た目、噛み合わせなどを確認します。問題なければ、次の治療でこの仮歯の形をとり、本歯をつくるという工程に入ります。
次の治療は、3週間後。これから3週間相変わらず思い切りかぶりつくという食べ方は禁止の中、歯の使用感を確かめます。
段々ゴールが見えてきました。8月中には新しい差し歯とご対面できそうです。楽しみ、楽しみ❤