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点頭てんかん(ウエスト症候群) 完治までの闘病ブログ ~原因特定~

前回の続きです↓

前回の続きです↓ <2016年6月27日(月) 入院3日目> 今日は脳波検査。てんかん発作は、脳の神経細胞が過剰...

結果説明を終え、O医師が病室を出て行った。

ベッドの生後5か月のmiuに「ごめんね」を繰り返す。涙が止まらない。

間もなく”コンコン”と病室のドアをノックして別の医師が、何かを話しに来てくれたのだけど、私の顔を見て「あ、すみません、また来ます」と言ってドアを閉めた。

あー泣いてちゃ駄目だ。辛いのはmiuで私じゃない。目を瞑って深呼吸し、気持ちを落ち着かせて、自分の頭と心を整理した。

目指すは完治、完治しなくてもmiuが楽しく生きれるよう努力する、大丈夫、絶対死なない。

何があってもmiuと精一杯生きよう。

その夜、またO医師が病室にやって来て、残る検査計画の説明をしに来てくれた。

明日は「心電図検査」「髄液検査」、明後日は「MRI検査」。髄液検査では腰椎穿刺によるリスク、MRI検査では20~30分体の動きを抑える必要があり鎮静薬(トリクロリール、ラボナール)を使用することによるリスクがあるのでそれらの説明を受け、同意書にサイン。

点頭てんかんは、その原因により治療効果や予後が大きく異なるので、その判別の為にいくつかの検査を行うのですが、入院初日におこなったCT検査や血液検査もその1つ。

点頭てんかんの原因は「症候性」「潜因性」の2つのタイプに分かれる。

症候性・・・遺伝子異常、先天的な脳形成異常や、出産時の仮死、髄膜炎、脳炎、脳出血、脳外傷等の回復後に後遺症として起こった場合。

→患者の約80

潜因性・・・発症までの発達も正常で、様々な検査でも異常がない場合。

→患者の約20

それを特定する為の検査として、CT検査、MRI検査、心電図検査、髄液検査、血液検査を行うのです。

ということで、明日から原因特定の為の検査、そして治療へと挑むのでした。