こんにちは、元気webの岡田です。
みなさん五味ってご存知ですか?
横浜薬科大学教授、薬学博士の根本幸夫先生の著書「台所漢方~食材&薬膳手帳~」より抜粋させて頂くと、
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漢方では古来より「薬食同源」という考え方があり、食材も薬になるという教えで、食材は5つの味に分類でき、「酸(すっぱい)」「苦(にがい)」「甘(あまい)」「辛(からい)」「鹹(しおからい)」であらわされ、これを「五味(ごみ)」という。
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です。
五味の特性は、
「酸(すっぱい)」筋肉や汗腺、腸などを引締める、下痢や寝汗に有効 など
「苦(にがい)」余分な水分を除き、また熱感を除き精神を安定させる など
「甘(あまい)」筋肉や精神の緊張を緩める、痛みを和らげる など
「辛(からい)」発散・発汗作用、気や血をめぐらせる など
「鹹(しおからい)」硬いしこりを柔らかくする、便秘によい など
などなど、複数あります。
ところで私は、とにかくすっぱいものが大好きで、ひとり暮らしですが900mlのお酢を自宅に常備し食卓にはお酢がかかせません。
前回のブログでは、私のからだの悩みは「毎晩足がつる」こととお書きしましたが、本日私にとっては衝撃的な事実が発覚してしまいました。
五味でいうところの「酸」。その効果は「筋肉を引締める」とあります。やはり何事もバランスが大切で、かだらによい効果があっても摂りすぎては逆効果になるようです。
「酸」を摂りすぎると「筋肉が委縮する」そうで、結果「足のつり」も起こりやすくなるそうです。ここに原因要素があったとは、目からウロコでした。
温活でダウンしない体力を手に入れましたが、足のつりには「酸味」の節制が必要だったとは・・・・・・・。
お酢の節制・・・・・ツラいです。でも、足のつりもツラいです。まさに板挟みです。
でも、この情報を知った以上、これまでよりは酸味の摂取を控えて養生しようと思います。
みなさんの好きな味はなんですか?過剰に摂りすぎていませんか?
食材の効能についてもっと詳しく知りたい方は、、、、
薬膳についての記事をご覧ください。