こんにちは、元気webの岡田です。
今回のブログは、「スペシャリストとの出会い」3人目の、国際中医薬膳師であり、中目黒で薬膳カレー&薬膳料理のお店「香食楽(Ka・Ku・Ra)」でシェフをされている、井村真沙子さんと出会うまでの経緯をお話ししたいと思います。
その出会いは、お仕事で知り合った中医学の手技であるカッピングの先生から、素敵な薬膳カレーのお店があるという情報を聞き、食べに行ったことが始まりです。そのお店の店主が井村さんでした。
メニューには、なぜこの食材が良いのか説明されていたり、身体の状態がわかるチェックシートがあったり、とにかくすべてが丁寧で、食をとおしてお客さんが元気になることを願う気持ちにあふれていました。もちろんその最たるものがカレーです。完全なる手作りでゆっくり時間をかけてとった天然の出汁に、野菜と果実をたっぷり加えた、身体に美味しい逸品です。
お店のコンセプトは、現代栄養学と伝統の薬膳学を融合し、それぞれの資格を有する井村さんが、その知識を活かし生薬とスパイスを独自に調合し、中医学理論に基づいて不足したパワーを補うメニューを提供されています。
常連さんの顔色を見て、人知れずスパイスや食材の量を調節してくれたり、愛情たっぷりの心づかいは、そのまま井村さんのお人柄に通じます。
細くて小柄な井村さんですが、どこにそんな力がと思うほどパワフルです。細腕にお店の切盛りを一人背負って、しかもクオリティは抜群です。井村さんが常に全力投球で妥協せず、人生をかけて大切に育ててこられたお店だということが、その味から伝わってきます。こんな素晴らしいお店があることに感動するとともに、いつもニコニコ、どんなに忙しくても、小さな身体が見えなくなるくらい腰を折り曲げたお辞儀で、「ありがとうございました!!」と見送ってくださる人間性にも魅了されました。
そんな栄養のスペシャリストである井村さんに、日々の養生として薬膳を教えてほしいとお願いしました。
イキイキ更年期 ~更年期解決法⑤薬膳~(井村真沙子先生)記事
黄帝レシピ 井村真沙子さん考案の”春の季節にぴったりな”肝レシピ
~アサリとタケノコのスープ~
~春菊とセリの和えもの~
~イカとセロリ炒め~