こんにちは、元気webの岡田です。
病院の婦人科での治療は”経過観察中”の、”術後すぐに再発した子宮筋腫”を、東洋医学の漢方で改善できないかと試み中ですが、漢方薬局で購入した「桂枝茯苓丸加大黄」が身体に合わず、漢方治療クリニックで処方してもらった「温経湯」と「桂枝茯苓丸加薏苡仁」も、胃痛と吐き気が起きて服用を中止して、次回の診療まで待っていました。
そして、3週間後2回目の通院へ。受付で血圧を測り予約時間を10分程度過ぎたところで、診察室に呼ばれました。
先生に「温経湯」と「桂枝茯苓丸加薏苡仁」を一袋ずつ飲んだ際に、胃痛を吐き気をもよおしたことを伝えたところ、「温経湯」をやめて「桂枝茯苓丸加薏苡仁」だけにしましょうと言われました。私的には「桂枝茯苓丸加大黄」を飲んだ時に感じた吐き気と同じような症状だったので「桂枝茯苓丸」が合わないのではないかと思っていたので、先生にそのことを伝えると「そうですか、、、それではひとまず脈を診てみましょう。」と脈診にうつりました。脈を診て、舌を診て、お腹を診てもらいました。みぞおちから右側の肋骨の下あたりの違和感と、腸に便秘の兆候が見られ、足の冷えがありました。
一通り診てもらった結果は、私は胃に問題があるので、合う漢方を見つけるのがなかなか難しそうです。複数の薬を一緒に飲むと、また副作用が出た時にどの薬があっていないのかがわからないので、一つずつ試していきましょうということで、今回は「四逆散」が処方されました。柴胡、枳実、芍薬、甘草の生薬が入っています。胃の症状や冷えに効果があるとのことです。子宮筋腫の為に漢方を飲もうと思ったのですが、なんだか胃の為の漢方になってしまった気がしましたが、先生曰く、気をめぐらせる効果があるため、子宮筋腫の原因である血のめぐりの不調は、血を動かす気のめぐりをよくすることで結果的に婦人病に効果がみられるとのことでした。それに、私のもう一つの悩み症状である足のつりに良く効く「芍薬」と「甘草」も入っていること、また胃の不調や、便秘の症状はストレスと関係しているのではないかということで、それに関しても四逆散は効果があるため、今回はこれを処方して様子をみてみましょうということになりました。
西洋医学では、病名に対してこの病気にはこの薬と処方されますが、漢方は色々な生薬の組み合わせで、その人の体質や症状によって薬をあてはめていくので面白いですね。
ネットで四逆散を調べると、胃腸や自律神経の症状が効能に出てきます。子宮筋腫でクリニックに通っているので一見するとミスマッチに思えます。ですが、同じ病気でも違う薬、違う病気でも同じ薬が処方されたりするのが漢方。オーダーメイドで、私のからだの血のめぐりをよくするアプローチを探そうとしています。
次は、また3週間後に通院です。今度は「四逆散」が私に合うといいのですが。。。